Civil society and social movement
どうもukboy です。
昨日はサーキュラーエコノミーのプレゼンがあり更新遅れましたが、今回は国際開発学に関するテーマです。今回
ちょっと長いです。
日本ではデモ活動(protests)はあまり活発ではないですが、海外ではかなり一般的。世界いたるところでデモが起こる。
Black Lives Matter #BLM をニュースで見て覚えている方も多いはず。
2014年頃からアメリカで白人警官による黒人射殺が立て続けに起こり、大きなムーブメントへと発展。
警官の暴力(police hrasmment)に対する社会の目は非常に厳しいものに。
1960年、SNSのない時代、アメリカのノースカロライナ州グリーンズボロで、キング牧師の影響を受けた黒人学生4人(strong-tie)がバーで行った"座り込み"抗議活動は、近隣州まで広がった。当時はまだ人種差別のあった時代。1863年リンカーン大統領の奴隷解放宣言で法的に奴隷は解放されたが、まだ差別は当時強く残っていた時代…
ソーシャルムーブメントにSNSはどのような意味をもたらすか。
リツイートは簡単だが、痛みは伴わない。
"やってる感"は出せてもリスクはないのだ。
情報共有のスピード感や意見を述べると言う意味では有意義。社会運動のきっかけ、世界をかえるきっかけという意味でノーベル平和賞に推薦せよと意見が出たくらいだ。
だが、所詮は表面的なつながり(weak-tie)。
友達1,000人は実際考えにくく、知人であるだけかもしれない。
世界でも色々な事例がある。
【事例その1】
メキシコの43人の学生が行方不明になった事件。
未だ真相は不明で、政府隠蔽(ギャング組織等との賄賂など?)(social-capital)か?誘拐か(kidnapp)?
今でも遺族の家族による(strong-tie)追求がもちろんあるため、風化はされていない。
【事例その2】
2010年に起きたアラブの春(Arab spring)。
ーアラブ者国の民主化革命
(Democratic revolutions in Arab countries)
チェニジアのジャスミン革命から始まった。
きっかけはとある青年の自殺がSNSで広まったことで反政府デモが始まる。独裁的な大統領は亡命するハメになり、民主化を勝ち取った。
この運動はエジプト、リビア、イエメン、シリアなどに拡大。30年近く続いた大統領の政権は次々に崩壊。※シリアは内線に発展。
【事例その3】
日本で言うなら、すこし形は違うが労働文化の革命だろうか。世界的にも見ても超労働文化が根付いた日本。
2015年、某広告会社の新入社員自殺は大きく報道され日本に衝撃を与えた。日本は国民柄デモというわけではないが、社会からのプレッシャーで国は動いた。新たな労働法を作り、36協定違反企業は罰金。あの事件を機にあれから日本企業は変わりつつある。