ukboyK’s blog

〜イギリス大学院留学中〜 学びや気づきを発信していきます!

#13 スターバックスのインド進出

2005年頃から、スターバックスCEOのハワードシェルズは巨大市場、インド進出を約7年にわたり狙っていた。進出のために、適切なビジネスパートナー探しと、インド政府からの事業展開許可を取ろうとしていた。 結果、2012年、TaTaグループとの50:50の共同出資(…

#12. 先進国に近づくには -catch up-

今回は、”A new empirical approach to catching up or falling behind(実証的なアプローチ- 追いつくか、遅れをとるか)” (Bart Verspagen)を読んで学んだことをまとめていきます。 発展途上国や新興国は、先進国に追いつくために必死だ。キャッチアップ現象…

#11 アフリカ植民地政策

今回はアフリカ、植民地(colony)の過去について。 アフリカが以前ヨーロッパ列強による植民地だったことは周知の事実。 先日とある文献を読んでいて、いくつか新たな発見があったのでブログに残しておく。 Scramble for Africa(アフリカ分割)と言われるヨー…

#11 【開発】途上国の開発アプローチ

今回はシンプルにモデルの紹介。 途上国の開発アプローチな関して、いくつかのモデル等を紹介。 ⚫︎Lewis two-sector model 1960-1970年代に労働力過剰な途上国(surplus-labour development nations)で一般的となった開発モデル。伝統的な農業セクターと、生…

#10 Atriaのロシア進出

今回は企業の海外事業展開に関する内容。 フィンランド企業のAtria(食料品製造販売業者)が新たな市場を求めロシアに進出した際の話。 Atriaはフィンランドで事業を始め、1997年にスウェーデンでの買収を皮切りに、2005年までにリトアニア、エストニアで事業…

#9 バングラデシュの衣料品事情

まず基本情報から。 首都はダッカに位置し、公用語はベンガル語。ベンガル人が大部分を占め、イスラム教徒は約9割。面積は14万7000㎢と日本の約4割ほど。人口は1億6,935万人(2021年、世界銀行)で日本より多い。 人口の約3割が貧困層といわれ、18歳以下の早…

#8 旅の記録(パリ&ベルリン)

2023年12月、ついにパリへやってきました。 ロンドン拠点という地の利を活かして、ヨーロッパどんどん旅していきます。 ロンドンからだと飛行機で2時間程度片道7,000円くらい。今回はパリ二泊三日とベルリン二泊三日で約1週間の旅です。 気温は1度くらいでか…

#7 Uberの南アフリカ進出

2010年、シリコンバレー初のアプリ、Uberはアメリカでリリースされ、翌年にはパリを皮切りにヨーロッパにも拡大。2013年にアジアや南アフリカに進出した。2016年時点で66カ国554都市で使用可能となる。そして当時の時価総額は$62millon(現時点での為替で約90…

#6 中国企業はいかに国際的プレゼンスを上げたのか

久々の更新です。 本日は中国企業の海外直接投資についてです。 中国といえば、世界の工場としての地位を確立させ、世界中の企業が、安くて豊富な労働力を求めて進出しているため、対内直接投資(inward FDI)の印象が強いかと。 しかし、中国は対外直接投資(o…

#5 スターバックスUK のTax avoidance

今回はイギリスで起きたスターバックスにおける税逃れ(tax avoidance)の騒動について。 節税(Tax avoidance) は合法(ligall)であることから、多くの多国籍企業(MNEs)で戦略的に導入されている。一方で、今回の事例のようにホストカントリーから反感(protest)…

#4 番外編 〜スペイン小旅行〜

今回は番外編。旅の記録、スペインです。 週末に気分転換も兼ねてスペインへ行ってきました!(ロンドンが拠点だと航空券は片道1万弱、2時間程) 情熱の国スペイン 旅のテーマは、「ガウディの建築物(architecture)」と「グルメ(food)」! ということで、バル…

#3 ナイキの児童労働

今回は多国籍企業であり、誰もが知るナイキの児童労働問題について。 キーワード: 児童労働(child labor), 搾取(exploitation)、多国籍企業(MNEs)、最低賃金(minimum wage) 1997年に発覚したナイキの児童労働問題。 過去数十年にわたり靴やスポーツメーカー…

#2 ソーシャルムーブメント

Civil society and social movement どうもukboy です。 昨日はサーキュラーエコノミーのプレゼンがあり更新遅れましたが、今回は国際開発学に関するテーマです。今回 ちょっと長いです。 日本ではデモ活動(protests)はあまり活発ではないですが、海外ではか…

#1 サーキュラーエコノミー(循環型経済)

英国大学院に留学中のukboy です。 備忘も兼ねて、学んだことをブログで発信していきます!原作毎日更新していくつもりです! 初回はサーキュラーエコノミー(循環型経済)について。 従来のリニアエコノミー(一方通行な経済)、いわゆる大量消費大量生産の時代…